これから暑くなっていくにつれ「アイスクリーム」がとても美味しい季節になりますね。

みなさんはアイスクリームは好きですか?私はかなり好きで1日で2個食べる日もあるくらいです。



ダイエット中は氷菓子系のアイスを食べ、増量中はミルク系のアイスを頻繁に食べます!
そんな誰もが食べて美味しいアイスクリームですが、実は危険が潜んでいる食べ物なのはご存知ですか?
この記事ではアイスクリームを食べたら食中毒になってしまった事例や、アイスクリームの正しい食べ方を紹介したいと思います。
アイスクリームは実は危険な食べ物だった?





みなさんはアイスクリームは好きですか?私は1日に2個食べるほど好きです!
アイスクリームにはいくつか種類があり、牛乳の使用量によって呼び方が変わります。
- アイスクリーム(乳固形成分15%以上のうち乳脂肪分8%以上)
- アイスミルク(乳固形成分10%以上のうち乳脂肪分3%以上)
- ラクトアイス(乳固形分3%以上)
- 氷菓(ガ○ガ○君みたいな氷系のアイス)
特に牛乳を多く使っているアイスクリーム・アイスミルクはそれほど危険はないとされていますが、最も注意しなくてはいけないのが、
『ラクトアイス』
アイスパッケージの裏面をみると栄養成分表示に『ラクトアイス』と書かれているものはあまりお勧めしません。
このラクトアイスには『植物性油脂』という脂分が使われているのですが、この『植物性油脂』というのは『トランス脂肪酸』という体に害のある成分なのです
トランス脂肪酸については、食品からとる必要がないと考えられており、むしろ、とりすぎた場合の健康への悪影響が注目されています。日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクが高まることが示されています。
農林水産省ーすぐにわかるトランス脂肪酸
トランス脂肪酸が含まれている食品として有名なのが、「バター」や「マーガリン」「菓子類」です。



バターやマーガリンは今では低トランス脂肪酸食品になったそうですが、それでも取り過ぎには注意ですね。
アイスを食べて食中毒に?


アイスクリームは意外と危険な食べ物だということが分かったと思いますが、体に害のあるトランス脂肪酸といえども、適度な量を食べるのであればそれほど影響はありません。
ただ注意しなくてはいけないのは、
「下痢の原因はトランス脂肪酸によるもの」
ということです。(食べ過ぎによるお腹の冷えなどもありますが・・・)
トランス脂肪酸を連呼していますが、トランス脂肪酸を分かりやすく例えるなら、「プラスチックのような脂」と言われることもあります。
「プラスチックのような脂」は吸収されにくく、下痢の原因になるとされているんですね。



アイスの食べ過ぎは注意です!
また、トランス脂肪酸以外に気をつけなければいけないのが食中毒です。
過去にもニュースで報道されたりしていましたが、アイスクリームによる食中毒は現実に起こっています。
患者からの富山保健所への通報(7月20日,17:00,7月16日から発熱,頭痛をともなう腹痛,下痢患者が数名いるので検査してほしい旨の内容)であった。同保健所の疫学調査の結果,富山市内のある氷菓子店で,7月15日に自家製造,販売した白アイスクリーム(成分規格からは氷菓)を摂食した39名の中から,発熱,頭痛,腹痛,下痢を主症状とする食中毒患者が23名でたことが判明した
アイスクリームによるS. enteritidis食中毒事例
ただこちらは製造過程(生卵の中にサルモネラ汚染卵があった)に問題があったことが分かっており、見分けがつかないのが現状です。



もし吐き気や発熱などがあると思ったらすぐに病院へ行くようにしましょう!


そうは言ってもアイスは美味しい





そうはいってもアイスクリームは美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますよね?
体に良くないとされる「トランス脂肪酸」や「食中毒」の危険はあると言っても、それはどんな食材にも言えることです。
食べ過ぎは良くないですが、無理して我慢するのもストレスになりますので、私からのアドバイスは
『好きなものは我慢せずに食べましょう!』(自分にも言い聞かせています)



アイスも1日1個と決め、食べ過ぎないように注意すればいいだけの話です。






まとめ〜アイスを食べたら食中毒に!?実はアイスクリームは危険な食べ物だった?〜
アイスクリームは美味しいですが危険も潜んでいます。
これからの季節ますます食べたくなると思いますが、体に異常があると思ったら迷わずお医者さんへ行ってください。



食べ過ぎは注意です!
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